JKなんて捨てちまえ

オランダに住んでるハーフの女子高生です 日々社会の不満を友だちのかわりにブログにぶちまけてます

ピンクは男子が着ちゃいけないってどこのどいつが言った

どうも、ケイトです 日頃社会への不満を友だちにぶちまけていたら、「ブログ書いたら?」って言われたので始めました 記念すべき初投稿は長年腹たっている事について語ろうと思いまーす

デパートの赤ちゃんのお洋服コーナー行くといつもありますよね、ピンクと青に別れてあるベビー服。 女の子コーナーはピンクで染まっていて男の子のコーナーは青。

特に小さい頃は男の子がピンクの服や物を身に着けているとバカにされる傾向にあるますよね。そこで私疑問に思ったのでググってみたらこんな動画を見つけました:

www.youtube.com

まぁ手短に述べると「男の子は青」「女の子はピンク」っていう固定概念ができたのは最近なんです。百年前ほどは逆に「男の子はピンク」「女の子は青」などとアメリカでは言われていたくらいです。それが変わったのは第二次世界大戦後です。ドワイト・D・アイゼンハワーがアメリカの大統領になったときですね。彼の奥さん、マミー・アイゼンハワーが大のピンク好きだったんです。彼女は大戦後皆モノトーンの服を着る中全身ピンクの服で印象付けました。その後、彼女のキャラと他の洋服会社などのマーケティングのおかげで全体的にピンクはフェミニンな色と認識されたようです。て言うことはこの「男の子は青」「女の子はピンク」の現象はマーケティングの結果にすぎないっていうことですよね。これは所詮一説ですが割りと理にかなっていると思います。だって男の子の赤ちゃん全員が自然に青、女の子の赤ちゃん全員が自然にピンクを好きになることは無いと思いません?なんかしらの理由で親などに押し付けられているはずですよね。

 

私はこの性別で色を分ける文化はただの社会の儀式でしかないと思うんですよね。誰が何言おうと私は色に性別は無いと思います。正直こういう儀式、うんざりです。産まれたときから見慣れているので誰もびっくりしませんが考えたら変じゃないですか?

産まれたときから性別、その情報だけでその子の着る服、その服の色、その子が遊ぶおもちゃなど全部決められるんです。ましてや「男の子はメソメソしない」「女の子はおしとやかに」なんて事まで教えられるんです。この性役割、どう見ても馬鹿らしくてしょうがないです。最悪の場合、先ほど言ったルールに守らないと社会から冷たい目を向けられます。まぁ有名な例えはマッチョイズム(男性至上主義)ですよね。マッチョで強そうな男性以外は男性の社会のカースト制度の下らへんに入れられる現象ですね。このように性役割の被害者は少なくないです。

 

自分は小さい頃、母にたくさん(約50体笑)のリカちゃん人形を買ってもらいました。でも私はリカちゃんなんかよりも車で遊びたかったんです。人形しか家になくて退屈でした。リカちゃんショーなどにも連れて行ってもらって私はもう嫌で嫌で大泣きです。そりゃあ「おもちゃを買ってもらえるんだから何を愚痴ってるの?」って思うかもしれません。でも子供にとって嫌なものは嫌なんです。「私は女の子だからトラクターで遊べないの?」っていつも思っていました。母だけじゃなく学校、友だちから自然ともらうものはいつもピンクでかわいい物です。それは私がピンクで可愛いものを好きだからくれたわけじゃなく私が「女の子」だからその物をあげたんですよね。でも私も「女の子だからそれが普通なんだ」と子供なりに理解しました。なんで最初から押し付ける前に子供に選ばせてくれないんだろう?

 

サンリオのキャラグッズが好きな男の子、ピンクが好きな男の子、お人形遊びよりヒーローごっこが好きな女の子、トラックよりおままごとが好きな男の子、なんだっていいじゃないですか。子供にまで自分の固定概念を押し付ける人、大嫌いです。ましてや相手が自分の考えに当てはまらないからその子を恥さらしにするなんて最低です。これもまた人間のエゴですよね。